お子さまのピアノの練習② 3歳~7歳くらい
お子さまのピアノの練習② 3歳~7歳くらい
前回も書きましたが、お子さまのピアノの練習で悩む保護者の方は多いのではないかな?!と思います。実際、私も自分の二人の子どもの練習に悩み続けてきました。そこで前回に続き、今回も「ピアノの練習」について、自分の経験や自分の恩師からのアドバイスを書こうと思います。
前回の1~4が、なかなか上手くいかない、上手に誘導できないというお家の方もいらっしゃると思います。そんな時は、下の1~3からチャレンジして下さい。
1.少ない回数で良いので、毎日弾くことを習慣にすることからスタートする。
毎日の練習が習慣になっていないお子さまは、突然毎日30分!と言われても、ピアノの前で時間が過ぎるのを待つような状態になってしまうかもしれません。そうならないために、毎日1~2回から(時間にして5~10分)スタートしてみてください。その程度の時間でしたら、嫌がらず向かってくれると思います。その時に大事なのは「叱らないこと」です。間違えて弾いても、弾いたことを褒めてあげて下さい。どうしても気になるようでしたら、一言「楽譜よく見て」と声をかけて、自分で間違いを見つけられるようにしてみて下さい。
2.先生に練習したことを報告する。
先生に報告する方が練習できる!という生徒さんには、毎日練習報告メールやラインのスタンプ、練習写真、練習の録音などを送って頂いております。もちろん、強制ではありません。その方が練習できる!という生徒さんには、ラインのスタンプなど送って頂き、スタンプを返したり、返信したりしています。些細なことですが、それが励みになるお子さまには、おススメですので是非ご連絡下さい。先生に「スタンプを送る!」ことを楽しみ練習する生徒さんもいらっしゃいますので、そんな時は是非お子さま自身にスタンプを送らせてあげて下さい。生徒さんからのスタンプを楽しみに待っています!
3.目標を設定する。
小さな目標で良いので、毎日練習できないお子さまは、まずは「今週はやれない日をなくそう!」「一日一回でもいいからピアノに触って、触らない日を無くそう」で良いので、お子さまと一緒に目標を作って、目標が達成できたら、ご褒美!!(物でなくても良いので、お子さまが喜ぶこと)など上手に励ましながら、親子で楽しくできるように工夫してみて下さい。
ちなみに我が家での小さい頃のご褒美は、長女は「可愛いシールを楽譜に貼るや、可愛い鉛筆1本」、長男は「チョコレート1個や、ゲームを10分間して良い。」などでした。
今でこそ、時々ピアノの練習の時に息子を叱ることがありますが、息子は音楽大学に行くつもりはない様子でしたので、小さい頃は(3~7歳くらいまで)弾いたら…弾けたら奇跡‼‼素晴らしい‼‼くらいに褒めていましたし、本当にそう思っていました。息子は娘の3分の1~4分の1程度の時間しか練習していなかったので、本当に“あの少ない練習時間で良く弾いているな!”と思っていました。ですので、小さい頃の息子にとってピアノは「弾いたら褒められる」イメージのものだったと思います。そのままのイメージが続いているかは分かりませんが、今もピアノの練習は(時間は短いですが)毎日しています。
前回も書きましたが、大事なのは「小さいうちは褒めて楽しく!ピアノを好きになるように!」です。とは言っても、毎日のことになると、なかなか毎日「褒めて・褒めて」も難しいのですが、「上達する」ことだけを目的とするのではなく(お子さまにとっては”ピアノを弾く”ということはとても難しい作業なので)小さなお子さまには特に、ピアノを好きになってもらうことを大切にして、ピアノの練習の時間を一緒に楽しく過ごしてみて下さい。
◎上記の内容は音楽大学への進学など、音楽へ進むことを考えていらっしゃらないお子さま向けの内容です。音楽大学への進学などをお考えのお子さまは、「小さいうちは、ピアノを好きになるように!」は、同じなのですが、練習内容や目的、練習時間が全く異なります。幼少期の練習がとても大切になります。
また、それについては、先になると思いますが、少しずつ書いていけたらと思っています。
寒い日が続いていますので、お身体に気を付けてお過ごしください。
前回も書きましたが、お子さまのピアノの練習で悩む保護者の方は多いのではないかな?!と思います。実際、私も自分の二人の子どもの練習に悩み続けてきました。そこで前回に続き、今回も「ピアノの練習」について、自分の経験や自分の恩師からのアドバイスを書こうと思います。
前回の1~4が、なかなか上手くいかない、上手に誘導できないというお家の方もいらっしゃると思います。そんな時は、下の1~3からチャレンジして下さい。
1.少ない回数で良いので、毎日弾くことを習慣にすることからスタートする。
毎日の練習が習慣になっていないお子さまは、突然毎日30分!と言われても、ピアノの前で時間が過ぎるのを待つような状態になってしまうかもしれません。そうならないために、毎日1~2回から(時間にして5~10分)スタートしてみてください。その程度の時間でしたら、嫌がらず向かってくれると思います。その時に大事なのは「叱らないこと」です。間違えて弾いても、弾いたことを褒めてあげて下さい。どうしても気になるようでしたら、一言「楽譜よく見て」と声をかけて、自分で間違いを見つけられるようにしてみて下さい。
2.先生に練習したことを報告する。
先生に報告する方が練習できる!という生徒さんには、毎日練習報告メールやラインのスタンプ、練習写真、練習の録音などを送って頂いております。もちろん、強制ではありません。その方が練習できる!という生徒さんには、ラインのスタンプなど送って頂き、スタンプを返したり、返信したりしています。些細なことですが、それが励みになるお子さまには、おススメですので是非ご連絡下さい。先生に「スタンプを送る!」ことを楽しみ練習する生徒さんもいらっしゃいますので、そんな時は是非お子さま自身にスタンプを送らせてあげて下さい。生徒さんからのスタンプを楽しみに待っています!
3.目標を設定する。
小さな目標で良いので、毎日練習できないお子さまは、まずは「今週はやれない日をなくそう!」「一日一回でもいいからピアノに触って、触らない日を無くそう」で良いので、お子さまと一緒に目標を作って、目標が達成できたら、ご褒美!!(物でなくても良いので、お子さまが喜ぶこと)など上手に励ましながら、親子で楽しくできるように工夫してみて下さい。
ちなみに我が家での小さい頃のご褒美は、長女は「可愛いシールを楽譜に貼るや、可愛い鉛筆1本」、長男は「チョコレート1個や、ゲームを10分間して良い。」などでした。
今でこそ、時々ピアノの練習の時に息子を叱ることがありますが、息子は音楽大学に行くつもりはない様子でしたので、小さい頃は(3~7歳くらいまで)弾いたら…弾けたら奇跡‼‼素晴らしい‼‼くらいに褒めていましたし、本当にそう思っていました。息子は娘の3分の1~4分の1程度の時間しか練習していなかったので、本当に“あの少ない練習時間で良く弾いているな!”と思っていました。ですので、小さい頃の息子にとってピアノは「弾いたら褒められる」イメージのものだったと思います。そのままのイメージが続いているかは分かりませんが、今もピアノの練習は(時間は短いですが)毎日しています。
前回も書きましたが、大事なのは「小さいうちは褒めて楽しく!ピアノを好きになるように!」です。とは言っても、毎日のことになると、なかなか毎日「褒めて・褒めて」も難しいのですが、「上達する」ことだけを目的とするのではなく(お子さまにとっては”ピアノを弾く”ということはとても難しい作業なので)小さなお子さまには特に、ピアノを好きになってもらうことを大切にして、ピアノの練習の時間を一緒に楽しく過ごしてみて下さい。
◎上記の内容は音楽大学への進学など、音楽へ進むことを考えていらっしゃらないお子さま向けの内容です。音楽大学への進学などをお考えのお子さまは、「小さいうちは、ピアノを好きになるように!」は、同じなのですが、練習内容や目的、練習時間が全く異なります。幼少期の練習がとても大切になります。
また、それについては、先になると思いますが、少しずつ書いていけたらと思っています。
寒い日が続いていますので、お身体に気を付けてお過ごしください。